
気付いた時には、もう手遅れ??子供の猫背を治す一番大切な事とは?
当院でも、子供さんの猫背を心配して、親御さんからの相談が増えております。
そして最近、見させていただいたお子さんのケースでは、小学校の低学年から徐々に背中の丸さが目立ち始め、
現在、小学校高学年ですが「今後ますます背中が丸まり腰が曲がってしまうのでしょうか?」と、心配されていました。

やはり 「うちの子、なんだか姿勢が悪いな…」 「もしかして猫背かも?」 しかも 「周りから姿勢悪いと指摘された事もあるな・・・」
蓮田市にお住まいの保護者の方で、お子さんの姿勢について気になっている方はいませんか?
「まだ小さいから大丈夫」「そのうち治るだろう」と軽く考えていると、気づいた時にはもう手遅れ…なんてことになる可能性も。
実は、子供の猫背を治す上で一番大切なことは、早期発見と適切なアプローチです。成長期にあるお子さんの体は非常にデリケート。
悪い姿勢が習慣化してしまう前に、正しい知識と方法でサポートしてあげることが何よりも重要なんです。
最近の子供を取り巻く環境
現代の子供を取り巻く環境は、時代と共に変化しております。
我々大人が子供時代には、触れる機会がなかったスマホやパソコンなど触れる機会が増え、なかなか外遊びをしなくなり、体を使って遊ぶ機会も減っているので、子供の体力低下も進み問題となっています。
当然、子供の体力低下は、正しい姿勢の維持にも影響が出てきます。

また、最近よく言われるようになってきているのは、子供のスマホの使い方です。

大人も同様ですが、スマホの画面に集中し過ぎる余り、前屈みの姿勢を長時間、取り続け、首、肩、背中への負担が増大します。この負担に耐え切れなくなるので、背中が丸まり、やがては「特に何もしていないのに腰が痛い」という状態まで進んでしまう事になります。
やがて、首、肩、背中、腰を曲げると楽に感じるようになり、しかも悪い姿勢が習慣化し、猫背の状態が固定化されていきます。
ライフスタイルの変化で仕方が無い部分ではありますが、子供のスマホ、パソコンなどの使用頻度や姿勢は特に気を付けたいですね。
子供の猫背の改善で一番大切な事は?
では、どのようにして子供の猫背や悪い姿勢を改善して行けば良いのでしょうか。
先天性や側弯症などの病気的なケースを除けば、悪い姿勢になってしまう最大の原因は、生活習慣などの普段の体の使い方です。

先程述べた様に、スマホやパソコンなどを使用する際の姿勢を正しい姿勢で使える様に常に気を付けたり、当人は猫背になっているのを気づいていないケースもあるので、周りにいる家族や友人などが教えてあげる必要があります。
なかなか生活習慣を変える事は相当な努力が必要となります。子供一人だけに任せるのではなく、家族全員が「一緒に直していこうね。あなたの姿勢をみんな気にしているよ。」と気持を伝えてあげましょう。
子供の猫背の治す方法と言えば、整体、猫背矯正ベルト、体操、ストレッチ、運動、筋トレなど、様々な方法がありますが、まず猫背を改善する上で一番大切な事は、「常に自分の姿勢を意識する」事と言えます。
この事が出来ていないと、いろいろな方法で、猫背が改善したとしても、やがて元の悪い姿勢に戻ってしまう可能性が高くなります。

しかも、このような環境を作り、常に姿勢を意識する事が出来る様になれば、悪い姿勢や猫背を改善する第一歩です。
子供の体はこれから作られていく成長過程でもあるので、まだ成長が止まり姿勢が固定化されている大人と比べれば、子供の猫背は、比較的治し易いと言えるでしょう。
今からでも、遅くはありません!!。
ここでは、ご家庭で簡単にできる猫背対策を5つご紹介します。ぜひお子さんと一緒に取り組んでみてください。
自宅でできる!子供の猫背を改善する5つのセルフケア
1. 壁を使った正しい立ち姿勢チェック
目的: 正しい姿勢の感覚を体に覚えさせる。
やり方:
- 壁を背にして立つ。かかと、お尻、背中、後頭部が壁に軽く触れるようにする。
- あごを軽く引き、目線はまっすぐ前を見る。
- この姿勢を10秒キープ。
- 壁から離れて、そのままの姿勢を保つ意識で歩いてみる。
ポイント: お子さんに「お腹を少しへこませて、おへそを上に引っ張るイメージだよ」と伝えると分かりやすいです。毎日数回、遊び感覚で取り組んでみましょう。
2. 寝転がって胸を開く「天使の羽」ストレッチ
目的: 猫背で丸まりがちな胸を開き、呼吸を深くする。
やり方:
- 床に仰向けに寝る。
- 両腕を肩の高さで真横に広げ、手のひらを上に向ける。
- そのままゆっくりと腕を上に滑らせ、頭の方へ上げていく。(万歳をするように)
- 肩甲骨が床から浮かない範囲で、無理なく行えるところまで腕を上げる。
- ゆっくりと元の位置に戻す。これを10回繰り返す。
ポイント: 肩甲骨を意識して動かすことが大切です。痛みを感じる場合は無理せず、できる範囲で行いましょう。寝る前などに行うとリラックス効果も期待できます。
3. 「背中ニョキニョキ」伸び伸び体操
目的: 背骨の柔軟性を高め、背筋を意識させる。
やり方:
- 椅子に座るか、床に胡坐をかいて座る。
- 両手を頭の上で組み、手のひらを天井に向ける。
- 息を吸いながら、背伸びをするように背骨を天井方向にゆっくりと伸ばす。
- 息を吐きながら、リラックスして元の体勢に戻る。
- これを5回程度繰り返す。
ポイント: 「お腹から頭まで、一本の棒になったみたいに真っすぐ伸びるよ!」と声をかけてあげましょう。猫背で固まりがちな背中全体を伸ばすイメージで行います。
4. 机での正しい座り方をマスター!
目的: 学習時や食事時の姿勢を改善する。
やり方:
- 椅子に深く座り、お尻を背もたれにぴったりつける。
- 足の裏全体を床につける。(難しい場合は足台を使う)
- 机とお腹の間に握りこぶし一つ分くらいのスペースを開ける。
- 画面や本に対し、目線が真っ直ぐになるよう、高さや距離を調整する。
ポイント: 高さの合わない机や椅子は姿勢を崩す大きな原因になります。成長に合わせて調整できる学習机や椅子を選ぶことも大切です。
5. 定期的な外遊びや運動を取り入れる
目的: 全身の筋肉をバランス良く使い、姿勢を支える体幹を鍛える。
やり方:
- 鬼ごっこ、縄跳び、ブランコなど、体を大きく使う遊びを積極的に取り入れる。
- 近くの公園で鉄棒やうんていなど、ぶら下がって体を伸ばす運動をする。
- 水泳など、全身運動になるスポーツを習わせるのも効果的です。
ポイント: ゲームやスマートフォンばかりでなく、積極的に体を動かす時間を作ることが重要です。現代の子供は運動不足になりがちなので、親が意識して機会を作りましょう。
それでもお子さんの猫背が気になるなら…蓮田市「蓮田東6丁目整骨院」へご相談ください
これらのセルフケアは、ご家庭で気軽に取り組める大切なステップです。しかし、
- 「色々なことを試したけれど、なかなか改善しない」
- 「正しい姿勢の感覚がつかめているか不安」
- 「猫背だけでなく、肩こりや腰痛、集中力の低下など、他の症状も出てきた」
といった場合は、すでに猫背が体に定着してしまっているサインかもしれません。
成長期のお子さんの猫背は、将来的な体の不調や学業への影響にも繋がりかねません。蓮田市のはすだ整骨院では、お子さんの体の状態を丁寧にチェックし、それぞれの成長段階や姿勢の癖に合わせたオーダーメイドの猫背矯正プログラムをご提案しています。
「手遅れになる前に」専門家による正しいアプローチで、お子さんの健やかな成長をサポートのお手伝いをさせていただきます。
お子さんのお身体に負担の少ない施術ですのでご安心ください。
また、お子さんのクセや状態に合わせたセルフケアもレクチャーさせて頂きます。
どうぞお気軽にご相談ください。